函館港イルミナシオン映画祭、3日開幕

update 2021/11/29 07:32


 第27回函館港イルミナシオン映画祭(実行委主催)が12月3〜5日の3日間、函館市公民館(青柳町)で開かれる。オープニング作品として金子修介監督の「信虎」、2日目には函館出身の大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎さんの記録映画「魂の踊り」など、20作品を上映する。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から昨年と同じく1会場のみ。初日に第25回シナリオ大賞授賞式、2日目に第4回ショートムービー・コンペティションの無料上映と観客投票を実施する。

 初日の「信虎」には金子監督と武田信玄役の俳優、永島敏行さんがゲストで来函。信虎を演じ、同作と「オー・ド・ヴィ」のゲストで予定した寺田農さんは都合により、来場できなくなった。

 2日目の「魂の踊り」ではギリヤークさんがゲストで来場。昨年8月に自らの90歳を記念して函館や八雲町などゆかりの地で撮影し、大阪府門真市の「門真国際映画祭2021」ではドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞した。最終日のクロージング作品は、韓国で撮影した家族の物語となる「アジアの天使」(石井裕也監督)を上映する。

 事前に公表していた予定したゲストのうち、4日の入江悠監督と5日の石井監督も新作撮影のために来場ができなくなった。

 映画祭に先立ち、市地域交流まちづくりセンターでは映画祭のポスター展とギリヤークさんの写真展を開催中。11月28日午後1時半からは函館蔦屋書店1階暖炉スペースで今年の見どころを紹介するイベントを開く。

 チケットは1回券1000円(当日1300円)、1日券2500円(当日3000円)、3日券5000円(前売りのみ)、ペア1回券1800円(同)、学生1日券1000円(、シニア(60歳以上)1回券1000円。函館山ロープウェイ山麓駅、同館などで取り扱い。問い合わせは事務局(0138・22・1037)へ。

 上映スケジュールは次の通り。

 ◇3日▽午後0時半「オー・ド・ヴィ」(篠原哲雄監督)▽午後3時半 ndjc2020(3作品)▽午後6時「信虎」(金子修介監督)
 ◇4日▽午前11時半 第4回ショートムービー・コンペティション(5作品、入場無料)▽午後1時50分「魂の踊り」(ギリヤーク尼ヶ崎監督)▽午後4時「夏、至るころ」(池田エライザ監督)▽午後6時10分「シュシュシュの娘」(入江悠監督)「ぼくはぜろにみたない」(外山文治監督)
 ◇5日▽午前11時半「THEATERS」(4作品)▽午後2時15分「カゾクデッサン」(今井文寛監督)▽午後5時15分「アジアの天使」(石井裕也監督)

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです