JR北海道が七飯、森の5駅の廃止を協議
update 2021/9/22 07:50
【七飯、森】JR北海道は来春のダイヤ改正に合わせ、函館線5駅を含む無人駅7駅を廃止する方向で自治体と協議を進めていると発表した。同社は15日の記者会見で駅名を公表しなかったが、各自治体への取材で、函館線5駅は七飯町の池田園、流山温泉、銚子口と森町の石谷、本石倉であることが分かった。
七飯町では昨年1月ごろから話が上がっており、同社は今年1月に周辺住民向けの説明会を開催。8人の出席があり、さまざまな声が聞かれたものの「廃止はやむを得ない」と捉えていたという。このほか、町は町内会や観光団体などへも説明している。町政策推進課は「存続は厳しいと思う。JRの判断を待つ」としている。
森町には5月ごろに正式に伝えられ、町職員が周辺住民らに現状報告と利用状況の聞き取り調査を実施。その結果、通学や買い物、通院などで利用している町民がわずかにいたため、8月中旬に同社に存続を求める要望書を提出している。町企画振興課は「厳しい状況であると伝えられている。今後の情報を待ちたい」とコメントした。
同社は12月までに正式決定する見通し。
その他の新着ニュース
- 函館のコロナ感染、累計3000人超す 感染者増加で業務ひっ迫...2022/2/1
- 「棒二ありがとう」 閉館の駅前ビル最後の日曜にぎわう...2022/1/31
- 道縦貫道オオヌマトンネル、22年度にも本坑工事に着手...2022/1/30
- 異業種交流会「函館令和クラブ」活動中 事業者同士助け合い...2022/1/30
- 函館半世紀ぶりの地酒「五稜」販売始まる 空港でセレモニー...2022/1/29
- 歴風文化賞に建物2件、風景1件 守る会が選定...2022/1/29
- 道にまん延防止重点措置適用 飲食・観光 苦境再び...2022/1/26
- 27日から函館市内で「ウォルトマーケット」サービス開始 生鮮食料など2000品目宅配...2022/1/25
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。