縄文遺跡周辺を景観形成地域に指定 函館市都市景観審

update 2021/9/1 20:42


 函館市都市景観審議会(岡本誠会長)の今年度第2回会合が8月25日、市役所で開かれた。世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺産である垣ノ島、大船両遺跡の周辺地区が、7月1日に「縄文遺跡群都市景観形成地域」に指定されたことなどが報告された。

 都市景観形成地域とは、歴史的な建造物が数多く存在し、自然環境と一体となり函館らしい歴史と文化を表現した景観が求められる地域を指す。審議会では両遺跡を核として、貴重な縄文文化の歴史性を活かし魅力的で持続的なまちづくりを目指していく必要性を確認した。

 また市は、函館市西部地区の再整備事業で実施団体を担う第三セクターとして設立された「株式会社はこだて西部まちづくRe―Design」による整備事業基本方針について報告。空家や空地など未利用不動産の活用策を検討し、良好な宅地の供給や生活利便施設の導入などを進める「既存ストック活性プロジェクト」などを重点的に進める方針であることを確認した。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです