松前神楽でコロナ収束願う 千軒ソバ畑で2年ぶり奉奏

update 2021/8/30 07:13


 【福島】町千軒のソバ畑(町活性化センターあづまーる横)で29日、新型コロナウイルス感染症の収束を願う松前神楽が2年ぶりに奉奏された。関係者が見守る中、福島町松前神楽保存会(会長・常磐井武典福島大神宮宮司)が「福田舞」「獅子舞」など松前神楽6座を奉奏した。

 例年この時期に開いている「そばの花鑑賞会」(千軒そば生産会主催、千軒地域活性化実行委員会共催)は2年連続で中止としたが、同会の佐藤孝男会長は「新型コロナウイルスの収束を願う神楽を奉納できて良かった」と話した。

 この日は福島中学校3年の佐々木いちかさんと西田彩桜(さくら)さんが、晴天のソバ畑で「八乙女舞」を優雅に舞った。常磐井宮司は「自然への恐れと敬意を再認識して、そばの豊作を願って神楽を奏上することができた」と振り返った。

 ソバ畑は約3ヘクタールで、毎年1・5トンほどの収穫を見込む。佐藤会長は「台風の影響があったものの、例年通りに収穫できるのでは」と話す。9月末ごろには、国道228号沿いのそば店「千軒そば」(千軒283)で新そばが提供される。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです