函館ホテル旅館組合、パンフで60の体験型観光紹介
update 2021/8/14 08:15
函館ホテル旅館協同組合(遠藤浩司理事長)は、函館市内・近郊でできる体験型観光をまとめたパンフレット「函館で体験したい60のアクティビティ」を発行した。昨年までは30のアクティビティを紹介していたが、今年は倍の60に増やし、道南の地域資源を活用した体験コンテンツを網羅。遠藤理事長は「函館を拠点に、滞在型で道内を巡る観光客が増えれば」と期待する。
パンフレットは7年ほど前から発行しており、これまでは同組合や湯の川温泉旅館協同組合加盟の宿泊施設を中心に紹介する「函館ホテル旅館ガイド」のほか、市内・近郊のマップを掲載。今回、道が推進する自然体験や異文化交流を組み合わせた体験型観光スタイル「アドベンチャートラベル」の要素を意識し、「道南での観光客の滞在期間が1日でも増えるように」と改訂を企画した。
パンフレットでは、函館西部地区や五稜郭の歴史を学ぶ観光ガイドをはじめ、郷土料理に触れるいか飯、松前漬け作り体験のほか、七飯町大沼、福島町岩部海岸でのクルージング体験などさまざまな面から道南の魅力を感じられるメニューを紹介。折り畳むことでコンパクトになり、裏面では60のホテル旅館ガイドを掲載している。
パンフレットは組合加盟ホテルやJR函館駅の観光案内所、札幌以南の道の駅などに設置。今後、函館ホテル旅館協同組合のホームページでも60のアクティビティを公開し、ウェブから各体験の予約が可能となる。遠藤理事長は「道南には観光に生かせる素材がたくさんある。道内だけでなく、青森にも目を向け、さらにアクティビティの数を増やしていきたい」と話している。
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