貸切電車親子で満喫 函館市交通部、6組限定で初実施
update 2021/8/11 08:27
貸切電車に乗って夏休みの思い出を作ってもらおうと、函館市企業局交通部による6組限定の電車運行が、10日に始まった。初日は2グループが午前と午後に分かれて乗車。職員から市電の歴史などの説明を受けたり、車内設備の写真を撮るなどして、普段は味わえない一風変わったひと時を楽しんだ。
新型コロナウイルス感染症の影響があっても、市電を生かして安心して参加できるイベントを模索し、1運行の乗車人数を10人以下にして初実施した。3日間で先着6グループを対象とし、すべて埋まったという。「アミューズメントトラム501号車」を利用し、駒場車庫〜函館駅前を往復した。
初日の午後に乗車したのは、市内の介護職員、大島真仁さん(34)、妻の千聖さん(40)、娘の小和さん(6)と息子の伊織君(3)の4人。車内では職員に「電車はどうやって走っているの」などと質問したほか、カメラで普段は撮ることが難しい運転する乗務員や設備を撮影して大満足の様子だった。
乗車後には駒場車庫内も見学。千聖さんは「帰省など遠出はできなかったが、近くでもこんなに楽しめて良かった」と話し、小和さんも「聞いたことや写真をまとめて自由研究に生かしたい」と笑顔だった。
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