「月下美人」満開の花と香りで魅了 五稜郭タワーで17日まで鑑賞会

update 2021/7/16 08:02


 五稜郭タワー(函館市五稜郭町、中野恒社長)で15日、夜に咲き、朝にはしぼむ花「月下美人」の鑑賞会が始まった。この日は80輪ほどの花が咲き乱れ、市民約70人がその美しさに見とれ、写真に収めていた。鑑賞会は17日まで。

 月下美人はメキシコなどの熱帯雨林地帯が原産のサボテン科の植物。同タワーアトリウムには2014年に植えられ、今年は5、6月にも花が咲いたが、まとまった量で咲くのは今回が初めて。

 この日は通常よりも早い午後6時半ごろから白い花びらが開き出し、同8時半ごろ満開に。来館者は写真撮影し、時折マスクを少し外して、花々が発する甘い香りを楽しんでいた。柏木町の渡辺弘子さん(68)は「開くと徐々に香りを感じられた。きれいで神秘的な花」と話していた。

 鑑賞会による特別開放は午後7時〜9時で入館無料。入り口はアトリウム側のみを開放。16、17日も花は見られ、午後9時近くに見ごろとなる。月下美人の苗が当たる抽選会もある。

提供 - 函館新聞社

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