函館空港で「絵になる空弁」販売開始
update 2021/7/2 07:38
JALスカイ札幌は1日から、函館空港で「絵になる空弁〜函館からのお便り」の販売を開始した。函館産のアスパラガスをはじめとした夏野菜やいかめしおにぎりなど道南の食材をふんだんに詰め込んだ弁当で9月末までの期間限定で販売する。
地域の課題解決に取り組む「JALふるさとプロジェクト」の一環で、「地域活性化の目玉となるような空弁を通じ、函館をさらに盛り上げたい」と同空港ビル施設を運営する「函館空港ビルデング」などと共同で開発を進めてきた。
弁当には昨年5、6月にJALスタッフが函館市白石町の農事組合法人、函館つるの生産組合(大槻寅男会長)で農作業を手伝った縁で、同組合などで生産するアスパラガスやズッキーニ、パプリカなど旬の夏野菜を使用。このほか、全国で人気の駅弁「いかめし」を製造する森町の「いかめし阿部商店」(今井麻椰社長)のイカとたれで仕上げた「いかめしおにぎり」やはこだて大沼牛のカットステーキなど地場の食材が盛りだくさん。また、弁当には同空港内にアトリエ兼ショップを構える風景画家の大西翔さんが八幡坂をモチーフに描いた絵はがきも同封し、旅の思い出が残るよう工夫を凝らしている。
販売開始に合わせ、同空港で開かれたお披露目会には大槻会長、今井社長、大西さんが出席。製造、販売を担当した函館空港ビルデングの谷口卓常務があいさつし「できるだけ多くの人に食べていただき、北海道の魅力や可能性を感じてもらいたい」とPRした。
1個税込み1000円で1日15食限定。販売は9月末までだが、アスパラガスの収穫状況により、期間が変更となる可能性がある。
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