サクラ満開、五稜郭、函館公園にぎわう
update 2021/4/25 07:11
サクラの満開が発表されてから最初の週末を迎えた24日、函館市内は穏やかな天候に恵まれ、五稜郭公園や函館公園では大勢の来場者が花見を楽しんだ。函館公園では露店が2年ぶりに出店。昨年は両公園とも新型コロナウイルス感染拡大を受け、見頃の時期に立ち入り制限をしたため、2年ぶりに花見客でにぎわいを見せた。
〇…ソメイヨシノを中心に1534本のサクラが植えられている五稜郭公園では、終日人出が絶えず、家族連れや観光客ら約1万9500人が来場した。
昨年に続く感染防止対策で、公園内の飲酒、食事などを伴う宴会や食べ歩きは禁止となったが、来場者は散策路をゆっくり歩きながら園内に咲き誇るサクラを観賞。サクラをバックに仲間同士で撮影をしたり、芝生のある広場でくつろぐ光景が見られた。
帯広市から初めて訪れた会社員の北村雅人さん(61)は「想像以上の素晴らしさ。どの位置からでも満足がいく写真が撮れて感動。去りがたい」と、愛用のカメラで撮影に没頭していた。
○…約360本のサクラがある函館公園では、露店営業が5月9日までの期間限定で始まり、客足を誘った。
露店営業は市が今後のイベント運営に向けて行う実証実験も兼ね、出店数を12店に絞り、専用の飲食スペースを用意するなど感染対策を施しながら営業する。焼き鳥やたこ焼き、クレープなどの店が並び、来場者は周りの人と距離を保ちながら、好みのメニューを買い求めていた。
同級生2人と訪れた北斗市の専門学校生、平井愛莉さん(18)は「露店を楽しみに来園した。満開とは聞いていたが、これほど大きく花開いているとは思っていなかったので楽しめた」と話した。
露店の営業時間は午前10時〜午後5時半。
その他の新着ニュース
- 函館のコロナ感染、累計3000人超す 感染者増加で業務ひっ迫...2022/2/1
- 「棒二ありがとう」 閉館の駅前ビル最後の日曜にぎわう...2022/1/31
- 道縦貫道オオヌマトンネル、22年度にも本坑工事に着手...2022/1/30
- 異業種交流会「函館令和クラブ」活動中 事業者同士助け合い...2022/1/30
- 函館半世紀ぶりの地酒「五稜」販売始まる 空港でセレモニー...2022/1/29
- 歴風文化賞に建物2件、風景1件 守る会が選定...2022/1/29
- 道にまん延防止重点措置適用 飲食・観光 苦境再び...2022/1/26
- 27日から函館市内で「ウォルトマーケット」サービス開始 生鮮食料など2000品目宅配...2022/1/25
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。