函館でサクラ開花 観測史上2番目の早さ
update 2021/4/21 07:35
函館市で20日、サクラ(ソメイヨシノ)が開花した。昨年より6日、平年より10日早く、記録の残る1953年以降、2002年(4月18日)に次いで過去2番目に早い開花となった。
この日の午前中、函館地方気象台の職員が五稜郭公園の北側にある標本木で5〜6輪の花が開いた状態を確認し、開花を発表した。市内美原では午前11時10分ごろに最高気温が今季最高の16・7度を記録し、春の陽気に誘われて開花が進んだ。同公園では例年、開花から4日後に満開を迎える。
午後からはサクラの開花を知った市民らが同公園を訪れ、写真撮影などで花見を楽しんでいた。市内湯川町2の主婦、大川智美さん(33)は「昨年のこの時期は家族の都合で外出できず、久しぶりの花見。満開になったらまた来たい」と話していた。
市は今年、5月16日までの花見期間中、函館公園と五稜郭公園は閉鎖しないが、昨年に続き花見電飾は行わない。また、飲酒や宴会、食べ歩きを禁止する。
提供 - 函館新聞社
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