函館市、4月から「はこだて割」開始 最大半額の宿泊助成

update 2021/3/22 07:29


 函館市は4月1日から、函館市民限定で市内のホテルや旅館の宿泊費を最大半額とする「はこだて割」の予約販売をスタートする。対象期間は6月30日まで。

 「はこだて割」は、1泊5000円以上が対象の宿泊料金の半額(1万円上限)助成と、販売額1万円以上の交通費などを含むパッケージ商品に5000円を補助。ともに3連泊まで適用し、計20万人分の宿泊を想定している。

 市は2、3月にも同じ内容の助成事業「函館の冬割」を実施。当初は函館市外からの観光客も対象としていたが、1月8日の東京などを対象とした緊急事態宣言を受けて、市民限定に切り替えていた。今回のはこだて割も当面は市民のみが対象だが、新型コロナウイルスの感染状況や政府の対応方針などに応じて、対象地域の見直しも検討していく。

 このほか、2月に中止となり、緊急事態宣言解除後に開催予定だったイルミネーションイベント「はこだて光の万華鏡」元町会場の中止が決まった。開催中の同イルミネーション基坂会場とはこだて週末冬花火(金・土曜日打ち上げ)は、予定通り3月いっぱい継続する。

提供 - 函館新聞社

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