交通事故想定し対応確認 新外環状道路全線開通前に防災訓練

update 2021/3/5 07:10


 函館新外環状道路の空港道路(10キロ)が28日に全線開通するのを前に、函館開発建設部など関係機関が4日、日吉インターチェンジ(IC、日吉町)―函館空港IC(上湯川町)間の見晴トンネル(799メートル)で、交通事故発生を想定した道路防災訓練を行った。同部や函館中央署、函館市消防本部などから38人が参加し、情報伝達の進め方や現場対応の手順を確認した。

 訓練はトンネル内で乗用車2台が正面衝突する交通事故が発生し、けが人1人が車内に閉じ込められたと想定。非常電話からの通報をきっかけに各機関が相互に連絡を取り合い、現場でそれぞれの役割や任務を実行した。救急車や消防車両も出動し、救急隊員が車内のけが人を救出したほか、消防隊員が車両火災を想定し、一連の消火活動を実演した。

 道路の維持管理に当たる同部函館道路事務所の河崎拓実所長は「今後も関係機関の連携をさらに強化し、万全の態勢を整え開通を迎えたい」と述べた。

 空港道路は函館IC(桔梗町)―赤川IC(赤川町)間2・4キロが供用されており、残りの赤川IC―函館空港IC間7・6キロがこのほど完成した。28日午後3時開通する。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです