天然釣りエリア拡大 太公園「氷上ワカサギ釣り」

update 2021/2/21 07:19


 【七飯】大沼公園広場近くの釣り堀「太公園」は、釣り堀で行っていた氷上ワカサギ釣りを終了し、近くの東大島付近で天然の氷上釣りのみとしている。釣り場担当の川村幸治さんは「新しい釣り場も設けた。シーズン終了まで1カ月を切っているので、家族やグループで冬の風物詩を楽しんでほしい」と利用を呼び掛けている。

 釣り堀でのワカサギ釣りは昨年12月から始まったが、ワカサギの数が減ったため大沼湖上のみとする。新しいエリアは、昨年まで冬のイベントで使う氷を切り出していた所で、ワカサギが入り込みやすいため、20日は午前中で300匹以上釣った人もいたという。川村さんは「釣果は午前中の方が良いが、最近は午後からでも断続的に釣れる。魚がゆっくり回遊しているためでは」と話す。

 一昨年まではインバウンドの利用が多かったが、新型コロナウイルスの影響で昨年は大幅に減り、今冬も国内旅行者や団体利用が伸び悩んでいるという。「釣り人は密にはならないし、道具の消毒など感染予防対策は十分にしているのでご安心を」と川村さん。

 太公園の天然エリアは、氷上のコンディションにより釣り場が限定される場合がある。料金は遊漁料が中学生以上600円、小学生以下300円。道具のレンタル代は500円。3〜4人が利用できるテントは1500円(要予約)。問い合わせは川村さん(090・2810・7347)へ。

提供 - 函館新聞社

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