箱館奉行所で防災訓練 火災発生時の対応を確認
update 2021/1/19 07:15
26日の「文化財防火デー」を前に、箱館奉行所(丸山千明館長)で18日、防災訓練が行われた。同奉行所職員や市消防本部隊員ら約40人が参加し、火災発生時の一連の対応を確認した。
同奉行所での訓練は2016年度以来。奉行所内の表座敷から火が出たという想定で行われた。職員が火元を確認後、119番通報し、スタッフとともに建物内にいる来館者やスタッフを非常口へ誘導。全員が屋外へ避難した後、消防隊員が3本のホースで素早く放水した。
今回、職員は建物内に設置された消火栓を実際に使い、初期消火をスムーズに行うための使用手順を確認した。丸山館長は「避難時の基本は客の安全第一。けが人や死者が出ないことを目標に真剣に臨んだ」と振り返った。市教委文化財課は「避難経路が頭に入っていたので、他の文化財の手本になる真剣な訓練だった」としている。
市と市消防本部は毎年、訓練と防火査察を行うが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため訓練のみの実施としている。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- 函館のコロナ感染、累計3000人超す 感染者増加で業務ひっ迫...2022/2/1
- 「棒二ありがとう」 閉館の駅前ビル最後の日曜にぎわう...2022/1/31
- 道縦貫道オオヌマトンネル、22年度にも本坑工事に着手...2022/1/30
- 異業種交流会「函館令和クラブ」活動中 事業者同士助け合い...2022/1/30
- 函館半世紀ぶりの地酒「五稜」販売始まる 空港でセレモニー...2022/1/29
- 歴風文化賞に建物2件、風景1件 守る会が選定...2022/1/29
- 道にまん延防止重点措置適用 飲食・観光 苦境再び...2022/1/26
- 27日から函館市内で「ウォルトマーケット」サービス開始 生鮮食料など2000品目宅配...2022/1/25
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。