いざ決戦の地へ ラ・サールラグビー部が大阪へ出発

update 2020/12/21 07:32


 27日から東大阪市の花園ラグビー場で開かれる第100回全国高校ラグビー大会に出場する函館ラ・サール高ラグビー部が20日、函館を出発した。大舞台に臨む選手ら33人が必勝を誓い、決戦の地に向けて飛び立った。

 函館空港では、ロドリゴ・テレビニョ校長や保護者が見守る中、日本航空函館支店(岩崎景生支店長)が出発セレモニーを実施。同高OBで、過去2回の花園出場時に足を運んだという木村崇史副支店長が「無観客だが、函館を含めみんなが応援している。大暴れしてほしい」と激励した。同社の職員有志で織った紅白の鶴「千羽JAL」と、一人一人に手書きの応援メッセージを贈った。

 初出場した2015年にも対戦した長崎北陽台との初戦に向け、米重皓己主将(3年)は「楽しみ。チームとして5年間の成長を示し、支えてもらっている方たちに恩返しをしたい」と声を弾ませ、宇佐見純平監督は「一滴も残すことなく、全ての力をぶつけたい」と闘志を燃やした。

 現地入りした一行は、兵庫県内で最終調整に臨み、27日午前10時から同ラグビー場第2グラウンドで初戦を迎える。

提供 - 函館新聞社

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