仮装やゲーム…異国文化満喫 市内各所でハロウィーンイベント

update 2017/11/1 07:54


 31日の「ハロウィーン」に合わせた催しが函館市内の各所で開かれた。さまざまな衣装に身を包んだ園児が施設を回ったり、高校ではイングリッシュゲームを通じてハロウィーン気分を楽しんだ。

 〇…函館市旧イギリス領事館(元町33、木村武文館長)は、ハロウィーンの起源が英国であることにちなみ、今年初めてイベントを企画。元町白百合幼稚園(須田光子園長)の年長・年中児34人は、魔女やオバケなどに仮装して同館を訪れた。

 ハロウィーンの飾りを施した記念ホールには、園児による折り紙で制作した作品41点を展示。園児たちが「トリックオアトリート」と言い、一人一人にお菓子が配られた。

 木村館長は「函館でも盛大に盛り上がってもらえれば」と話し、永嶺結ちゃん(6)は「魔女の衣装を着ると気分が違う」と笑顔を見せた。

 〇…函大付属柏稜高校(宮岡秀昌校長)では、2年生26人がハロウィーンと共通点が多いメキシコの行事「死者の日」に合わせた英語の授業を行った。

 ドクロの形をした砂糖菓子をカラーリングし、亡くなった大切な人を思い出す伝統行事で、日本のお盆にあたる。同校ALT(外国語指導助手)でカナダ出身のアルマ・メルバ・スリフトさんと英語担当教諭が企画。全て英語で記されたカードの内容を読み取り、謎解きをして手に入れた番号を組み合わせるとダイアル式の鍵が開くイングリッシュゲームで、生徒たちが異文化に触れるとともに英語のコミュニケーション能力を身に付けた。このほか、1年生100人は、骸骨の砂糖菓子作りに挑戦した。

 同校では、英語を通じて「世界とつながろう」を目標にさまざまな取り組みを実施している。塩谷章人君(17)は「英語の意味も分かるようになるし、謎が解けるから楽しい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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