知内町で町制施行50周年記念式典

update 2017/10/2 08:05


 【知内】1967年の町制施行から50年目となる1日、町は中央公民館で記念式典を開き、渡島桧山管内の自治体首長をはじめ、町内外から出席した321人が50年の節目を祝った。また町出身の演歌歌手北島三郎さんに名誉町民章を授与、北島さんは会場にビデオメッセージを寄せた。

 大野幸孝町長は式辞で「本町の50年の歩みは、町民の皆さんのたゆまぬ努力と困難に立ち向かってきた歴史」と述べ、「次の時代に向けて、移住定住、交流のまちとして発展できるよう町民の皆さんと手を携え邁(まい)進していきたい」と力を込めた。

 北島さんへの名誉町民章は代理で出席した長男の大野竜さん(北島音楽事務所社長)が受け取った。北島さんは式典に寄せたビデオメッセージで「私の原点知内をいつまでも忘れない」とふるさとへの思いと授章への感謝の意を述べ、出席者からは拍手が沸いた。

 式典にあわせて行われた表彰は、伊藤政博町議会議長を特別功労表彰、個人6人を功労者表彰、町内会連合会、女性団体連絡協議会、老人クラブ連合会を善行者表彰した。また文化功労者として、町在住の革工芸作家横山朝覧さんとイラストレーター藤倉英幸さんに感謝状が授与された。なお、横山さんと藤倉さんの作品は会場内に展示され、多くの出席者が見入っていた。

 来賓あいさつは、渡島総合振興局の小田原輝和局長と、渡島町村会長の大森伊佐緒木古内町長、友好町の青森県今別町の沢田渉教育長が登壇。今別町は町長選挙のため阿部義治町長からのメッセージを沢田教育長が読み上げた。

 最後に、新成人の花田大輔さん(19)と小林琴美さん(20)が町民憲章を朗読し、参加者全員で『知内賛歌』を斉唱。今後のまちづくりへの思いをつなげた。

 式典中に、10日公示、22日投開票の衆院選出馬に向け準備中の逢坂誠二氏と、1日が衆院選事務所開きの前田一男氏が会場に到着。式典終了時に出席者らに紹介された。式典終了後、スポーツセンターで祝賀会に入り、312人が祝杯を上げた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです