FMいるか市民DJ番組10月スタート

update 2017/9/30 07:38


 函館のコミュニティーラジオ局FMいるか(80・7メガヘルツ)は、開局25周年事業として市民DJオーディション「ラジでる」を行い、合格した「ダブルグッチー」「函館コジラセ娘。」の2組が10月から来年3月までの半年間、1時間番組をそれぞれ担当する。同局は「新たなリスナー層の拡大につなげたい」と期待している。

 同局は今年、特別番組や市内の小中学校からの放送など開局25周年にちなんだ企画を展開し、オーディションもその一環として8月に募集。18組から応募があり、デモ音源と書類の一次審査を経て最終審査に進んだ6組が生放送に出演してPR。リスナーの投票と、同局審査委員会の選考の結果、2組が選ばれた。

 高校1年生の水口勝心(かつみ)君(16)と木戸口育未君(16)は「ダブルグッチー」のコンビ名で見事合格。小学校時代からクラスで漫才をやるなど仲が良く、ラジオに興味のあった水口君が木戸口君を誘って応募した。「テスト期間中で勉強していたら合格を伝えられ、実感が分からなかった」(木戸口君)と振り返る。

 高校生の視点を生かした番組づくりを目指しており、水口君は「話題のニュースにも高校生ならではの目線で切り込んでいきたい」、木戸口君は「インターネット世代の高校生にも広まって、共感してもらえたら。大人にも興味を持ってもらえる番組にしたい」と、やる気十分でマイクに向かう。

 もう一組は、演劇仲間の女性たちで結成した「函館コジラセ娘。」。本紙でスタッフ記者を務める伊藤尚さん(30)、林佐和子さん(30)、戸津美香さん(30)、西澤枝美さん(31)の4人で「新米ママ、シングルマザー、独身と同年代でもバラバラな4人で、それぞれの個性を出せれば」と挑戦した。

 林さんは以前にも演劇の関わりでゲスト出演した経験があり「これからは自分で組み立てるのが楽しみ」。戸津さんも「リスナーの人が笑みを浮かべるような番組ができれば」と意欲を見せる。アニメや漫画などの話題も取り入れる考えで、伊藤さんは「自分たちだからできる企画をやっていきたい」と話す。
 同局の安川智巨さんは「今までラジオに関係なかった人にも関わってもらい、リスナーを増やしたい」と話している。番組は毎週日曜日午後6時からで、「ダブルグッチー」は8日、「函館コジラセ娘。」は15日に初出演し、2組が交互に担当する。

提供 - 函館新聞社

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