海で熟成、味に変化は? 奥尻ワイン海中保存実験開始
update 2017/9/23 07:38
【奥尻】町は、地元名産の奥尻ワインの魅力を高めようと、ワインを海中保存して熟成させる実証実験に乗り出した。他県では成功事例もあり、味にまろやかさが生まれれば付加価値が出せるとして、関係者は期待を寄せている。
ヨーロッパ海底の沈没船から発見されたワインの味が優れていたという逸話を基に考案。国内では静岡県伊豆市で海底熟成ワインの商品化を実現させている。
町がワインを製造する奥尻ワイナリーから赤と白、ロゼの計7種類約140本を買い取り、20日に奥尻港で海底に沈める作業を実施。コルクの部分をろうで密封して特製の木製コンテナに入れ、クレーン車で水深約3メートルの地点に沈めた。
引き上げは来年2月を予定。道立工業技術センターと連携し、海中保存したワインの糖度や酸味など成分を細かく分析する。町地域政策課は「奥尻ブルーと呼ばれる美しく澄んだ海で保存することで味に変化が生まれ、商品化してブランド力向上につながれば」としている。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。