大間原発反対への思い新た 市民集会に400人
update 2017/9/21 07:58
函館市町会連合会(新谷則会長)は20日、市民会館小ホールで大間原発建設凍結函館市民集会を開いた。町会関係者を中心に約400人が出席。東日本大震災の被災当時者による講演会を通じ、大間反対への思いを新たにした。
同町連は2014年に「大間原発無期限凍結の決議」を採択。15年には14万人を超える署名と要望書を経済産業省に提出するなど、大間反対運動に積極的に取り組んでいる。市民集会は15年から毎年この時期に行っている。
講演会には、福島第一原発の隣接自治体である福島県浪江町から同町商工会の原田雄一会長が登壇。原発事故による避難の現状と、復興への道のりについて赤裸々に語った。
同町内で時計店を経営していた原田さんは「浪江町は原発の隣接自治体のため、立地自治体と違い、事故当初は詳しい情報が伝わらず、誤って放射線の高い地域に避難してしまった。大間原発に対する函館も隣接自治体として同じような状況では」と指摘。
その上で、「原発事故による最も深刻な影響は、地域コミュニティーの崩壊。どんなに街並みやインフラが整備されても、住民が戻りたいと思える場所にならなければ、本当の復興は実現しない」と訴えた。
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。