食のニーズ 菓子で学ぶ/食学ぶシンガポールの学生、函大訪問

update 2017/9/7 07:37


 日本の食を学ぶため、函館を訪れているシンガポールの学生9人が6日、函館大でグループワークに参加した。同大の学生5人と両国の菓子の味やパッケージを比較し、ニーズを捉えた食品流通について理解を深めた。

 日本とアジアの科学技術発展に向け、国立研究開発法人科学技術振興機構が主催する青少年交流事業「さくらサイエンスプラン」に同大の事業計画が採択され、「シンガポールポリテクニック」に通う学生が2〜9日に函館に滞在。食品栄養科学について実習するほか、水産加工場や函館国際水産・海洋総合研究センターなどでのフィールドワークに臨んでいる。

 この日は高橋伸二専任講師が日本の菓子や缶ビールの戦略、コンビニエンスストアの海外でのニーズ把握などについて講義。日本の菓子とシンガポールで売られている同じ種類の菓子を並べ「シンガポールの方がチョコレートが甘い」「日本のスナック菓子はパリパリ感が強い」などと英語で意見を交わした。

 リ・ピンさん(19)は「国によって味覚が違うため、求められる味も異なると分かった」、1年の吉田梓紋(しもん)さん(18)は「シンガポールの学生は積極的に質問し、日本の食に興味を持ってくれていると感じた」と話していた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです