祈り込めた魂の舞、ギリヤークさん2年ぶり函館公演
update 2017/8/20 21:39
函館出身の大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さん(87)が20日、千代台公園陸上競技場で開かれた「第22回ざいだんフェスティバル」に出演した。祈りを込めた演舞で、2年ぶりの函館公演を待ちわびた大勢の観客を引き込んだ。
ギリヤークさんはパーキンソン病や脊柱管狭窄症と闘いながらトレーニングを続けてきた。曲がった腰を抑えながら「80歳を超えてから疲れて大変だが、この踊りと歓迎してくれる函館の皆さんが大好き」と語りかけ、函館公演実現の喜びを噛みしめた。
38歳で初めて路上で踊り始め「来年の50周年に向けて、精魂込めて踊りたい」と宣言。赤いふんどしで「老人」、客を巻き込む「よされ節」、震災などで命を落とした人にささげる「念仏じょんがら」を披露。数珠を振り回し、頭から水をかぶり、観客の輪の中を転げ回った。演舞終了後には「来年も参加します」と力強く両手を突き上げた。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。