ギリヤーク尼ケ崎さん2年ぶり公演、20日「ざいだんフェス」

update 2017/8/9 07:50


 函館市文化・スポーツ振興財団などでつくる実行委員会は20日午前10時から、市千代台公園陸上競技場で「第22回ざいだんフェスティバル」を開く。芝生を開放した遊びやフリーマーケットなど、親子で楽しめる催しを企画。函館出身の大道芸人ギリヤーク尼ケ崎さん(86)による青空舞踊公演が2年ぶりに行われる。

 同競技場に会場を移して今年で5年目。午前10時に巴太鼓ジュニアの演奏で開幕し、先着200人に来場者プレゼントを用意。フリーマーケットは市内最大級の80店舗を予定。縁日や屋台、昔の遊び体験コーナー、障害者支援製品販売などもある。

 午後2時からは、クイズラリー参加者(午前11時45分から先着200人)を対象に大抽選会を実施。同財団主催事業のチケットやスポーツグッズ、協賛各社の提供品などが当たる。

 また、はこだて国際科学祭2017と連携し、液体窒素や静電気の実験などを行う「青少年のための科学の祭典函館大会」、さまざまなロボット体験などを用意する「函館高専メカニズムフェスティバル」も行われる。

 一方、ざいだんフェス恒例のギリヤークさんの青空大道芸「魂の舞」は、昨年はパーキンソン病などを患う本人の体調不良により中止。今年は函館の後、27日に札幌でも公演を予定し、2年ぶりの古里の舞台に意気込んでいるという。

 同財団は「子どもたちが楽しめる企画がたくさん。家族で一日過ごしてもらいたい」としている。

 午後3時終了。小雨決行。公共交通機関での来場を呼び掛けている。

提供 - 函館新聞社

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