ふっくりんこ使った地ビール 2日から販売
update 2017/8/2 07:42
【北斗、厚沢部】道南生まれのブランド米「ふっくりんこ」を使った地ビール「函館育ちふっくりんこ蔵部(くらぶ)ビール」の販売が2日から、JA新はこだての直売店「あぐりへい屋」(北斗市東前)などで始まる。ふっくりんこをぜいたくに使用し、試行錯誤を重ねた地ビールがついにデビューする。
JA新はこだてと「大沼ビール」で知られるブロイハウス大沼が手を結び、今年3月ごろから商品化に向け本格始動。4月には試作品の試飲検討会を行い、さらなる磨き上げに取り組んでいた。
女性やビールが苦手な人でも飲みやすいよう、アルコール度数を4・5%に設定。ふっくりんこが持つ甘味が感じられ、どんな食材にも合う軽やかなビールに仕上がった。また、観光地での販売もにらんでおり、製造工程を工夫して、賞味期限を製造から約180日後にまで伸ばした。同ビールは330ミリリットルで、税込み648円。あぐりへい屋のほか、「Aコープ厚沢部店」(厚沢部町新町183)でも取り扱っている。
このほか、少しでも多くの人に味わってもらおうと、きじひき高原まつり(20日)に合わせ、たるに入れた「ふっくりんこ蔵部ビール」の販売も行われる予定。同JA米穀課は「ふっくりんこはいまだ道外での知名度が低い。こうした取り組みを続け、引き続きふっくりんこを世に広めていきたい」としている。
問い合わせは生産販売部米穀課(0138・84・8737)へ。
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