北斗星広場がオープン 初日から活況
update 2017/6/26 07:31
【北斗】旧茂辺地中学校のグラウンドで整備が進められてきた「茂辺地北斗星広場」が25日、グランドオープンした。広場では、かつての寝台特急「北斗星」の車両を保存し、飲食店、トイレ、駐車場も整備。オープン初日から大勢の人でにぎわいを見せ、急激な少子高齢化が進む茂辺地地区の活性化に向け好発進した。
同グラウンドでは「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」(澤田導俊代表)が2015年に運行を終了したJR寝台特急の「北斗星」の車両を誘致し、昨年から一般公開してきた。
また、昨年4月には茂辺地地域の少子高齢化という課題の克服に向けた地域住民と市の協働による「茂辺地地区創生会議」(宗山幸夫会長)が発足。星に願いをプロジェクトのメンバーも会議の委員として加わり、本年度から「北斗星」を核とした交流人口の拡大を目指し、広場の整備を進めてきた。
この日は午前9時半からオープニングセレモニーが行われ、整備に協力した地元企業や飲食店「北斗軒」を命名した茂辺地小児童を表彰した。
オープンとともに続々と家族連れや地域住民が訪れ、広場は活気にあふれた。近所から訪れた初貝トキ子さん(86)、阿部ヒサエさん(80)は「(毎年11月の)さけまつり以外でこんなに人が来るのは何年ぶりか。茂辺地に活気があることがうれしい」と笑顔をみせた。
「北斗軒」ではホッキなど地元食材を使ったラーメンやチャーハンなどを提供。昼時には行列ができるほどの盛況ぶりとなった。妻と2人で訪れた北斗市の会社員金田秀紀さん(67)は「茂辺地はこれまで、通り過ぎるだけだったが目的になる場所ができた。ラーメンもおいしく、広場でこれからいろいろなイベントをやってくれれば楽しみ」と話していた。
北斗軒の営業は午前11時から午後6時まで。火曜定休。
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。