ダイエット、健康増進にあずき水 道南農試・加藤場長監修本が発売
update 2017/6/21 07:54
道総研道南農試(北斗市本町)の加藤淳場長が監修した新刊「飲むだけでぐんぐんやせる!あずき水ダイエット」が、宝島社から発売された。小豆を煮出した「あずき水」を1日3回食前に飲むダイエット法で、「小豆博士」として機能性に詳しい加藤さんがメカニズムについて指導・助言。加藤さんは「小豆(あんこなど)は甘くて太りやすいイメージだが、実はダイエット食品であることを知ってほしい」と話している。
小豆水ダイエットは韓国や台湾で人気を呼び、日本でも昨年から今年にかけて多くの雑誌やテレビが特集を組むなど、ブームに火が付いた。実際に雑誌やテレビ番組で人を使って実証したところ、体重や腹囲などが減る効果が表れた。
加藤さんによると、小豆水はゆでた小豆の煮汁を飲む方法と、保温水筒に小豆40グラムを入れて沸騰した湯を400ミリリットル注ぎ、8時間以上置いたものを飲む方法がある。1日3回食前30分以内に350〜500ミリリットル飲む。
ダイエットに重要な成分が小豆に豊富に含まれるポリフェノールで、血糖値の上昇を抑え、体脂肪が付きにくい体になる効果があるとされる。このほか、貧血や高血圧、冷え性の予防、血液サラサラ効果、悪玉コレステロールの解消、アンチエイジング(老化防止)にも有効だとしている。
煮出したあとの小豆、煮小豆は食物繊維がゴボウの3倍含まれており、便秘解消やデトックス(体内の有害物質や老廃物を排出すること)効果のほか、腸内細菌を元気にするという。
本は2章構成で、1章は小豆水パワーや小豆水の作り方を説明。2章ではゆで小豆のレシピ60品を紹介している。
加藤さんは「小豆は和菓子やあんこ以外にもいろいろとおいしい食べ方があり、道産小豆が世界で一番健康効果が高いことを知ってほしい。道南も大納言小豆の産地なので、ぜひ食べて」とPRする。
A4判79ページ、フルカラー。880円(税別)。全国の書店で扱っている。
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。