児童10人の乙部・明和小運動会 「スケトウダラ漁」種目に歓声
update 2017/6/9 08:00
【乙部】伝統種目に子どもの健やかな成長と大漁への願いを重ねて―。乙部明和小学校(能代仁校長、児童10人)は、運動会でまちを支えるスケトウダラ漁にちなんだ種目「スケソでGO!」を披露した。今年も100人を超える住民が参加し、児童とともに歓声を挙げて交流を深めた。
種目ははえ縄漁が題材で本物の漁具を活用。浮きの木樽に縄をまいたり、ほどいたりして人形の魚体をバトンリレーする内容で、3日に開かれた運動会で熱戦を楽しんだ。
資源減など近年の漁業を取り巻く環境は厳しいが、同校は15年ほど前からこの種目を目玉に「原点には大漁と安全操業への願いがある」(PTA関係者)と漁師らを応援している。
児童会長の6年、新谷果央さん(11)は「休み時間にみんなで集まって何回も練習したので上手に出来た」と満足の様子。祖母の祐子さん(73)は、菓子缶を豪快にたたいて子どもたちの熱戦を見守り「大人が参加するスケソでGOも毎年盛り上がって面白い」と笑顔だった。
同校は「地域に欠かせないスケソ漁を子どもたちが学ぶ上でも、この種目を伝統として守り続けたい」とする。
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。