駒ケ岳登山解禁、雨の中「馬の背」目指す

update 2017/6/2 07:55


 【森】駒ケ岳(1131メートル)の登山が1日、解禁された。今年も赤井川登山道から標高900メートル地点の「馬の背」まで登ることができる。初日は雨天で霧がかっていたが、朝早くから登山客の姿が見られた。登山期間は10月31日までを予定している。

 2010年に馬の背までの入山規制が緩和されて以降、毎年夏場にかけて大勢の登山客が訪れており、昨年は3525人が入山届けを提出。火山口付近は現在も立ち入り禁止となっている。

 1日は山頂付近が霧に覆われる時間帯が多かったが、思い思いのペースで登山を楽しむ人の姿が見られた。鹿児島県からマイカーで訪れたという森山利一さん(70)は「道内各地で登山を楽しもうと北海道を訪れ、駒ケ岳が最初の挑戦。登山道の整備は良く、霧が晴れた時に下の眺めを写真に収められてよかった」と笑顔を浮かべていた。

 6合目駐車場では、森署署員が登山者向けに啓発チラシやポケットティッシュを配布。食料やラジオの携帯呼び掛けや、駒ケ岳が活火山であることなどを明記しており、同署は「しっかりと登山計画書を作成、提出して」と呼び掛けている。
 登山は午前9時から。午後3時までに6合目駐車場に下山する。

提供 - 函館新聞社

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