新函館北斗駅前にホテル建設、来年秋開業へ
update 2017/5/31 07:34
【北斗】不動産開発などを手掛ける川翔プログレス(東京、川嶋浩嗣社長)はJR新函館北斗駅前(市渡1)に12階建て、客室数247室のホテルを建設し、2018年秋の開業を目指す計画を明らかにした。すでに敷地1384平方メートルを取得しており、今後、運営するホテルチェーンを決定し、今秋の着工を目指す。
同社は2006年に設立。共同住宅や戸建て、有料老人ホームなどの自社建設を含めた不動産開発のほか、設計・建築、物流などを幅広く手掛けている。4月にはホテル建設の事業主体として同社の川嶋社長が代表社員を務める合同会社「セルツェ新函館北斗」(市渡1)を設立した。総事業費は約13億円で、自社による施工で早ければ9月にも着工を予定している。
建設予定地は新函館北斗駅南口で、3月に開業したホテル「ラ・ジェント・プラザ函館北斗」、北斗市観光交流センター別館(ほっくる)と新函館北斗駅環状通を挟んで向かい合う。
同駅前では2件目となるホテル開業により、市が造成した商業用地5・3ヘクタールのうち、約65%となる3・5ヘクタールが活用されることになる。同駅前の企業誘致を進める市は「正式な事業計画は把握していない」とした上で「新たな企業立地の呼び水になれば」(市経済部)と建設を歓迎している。
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