冬祭り本番「雪と氷の祭典」「鍋まつり」にぎわう
update 2017/2/5 08:14
道南は4日、各地で冬祭りが本番を迎えた。好天に恵まれ、会場には多くの親子連れらが繰り出し、子どもたちの歓声が響いた。
○…道南の冬を楽しむ一大イベント「第51回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委主催)が4日、七飯町の大沼公園広場で開幕した。全長20メートルのジャンボ滑り台には今年も子どもたちの笑顔が広がり、さまざまなキャラクターの雪像が会場を彩った。雄大な駒ケ岳の景色とともに、大勢の観光客らが冬のアクティビティーを満喫している。5日まで。
実行委員長の中宮安一町長は「素晴らしい天気に恵まれた。冬の大きなイベントに成長したが、今回は100回目に向けた新たな1回目。2日間を一緒に楽しみたい」と呼び掛けた。
大沼から切り出した天然氷を並べて作るジャンボ滑り台は、子どもたちばかりではなく、アジアからの観光客にも大人気。函館桔梗小2年の原田結葉さん(8)は「タイヤチューブ滑りは速くて怖かったけれど、楽しい」と話していた。
姉妹町の香川県三木町から市川隆義町教育長らが来町。冬の北海道は初めてという市川教育長は「寒さを覚悟してきたが暖かく感じる。雪の白さが素晴らしい」と話した。
ジャンボ滑り台は28日まで利用できる。
○…江差町文化会館大ホール(茂尻町71)で始まった第17回冬江差“美味百彩”(びみひゃくさい)なべまつり(江差観光コンベンション協会主催)には、味自慢の鍋料理19種類がずらりと並び、町民や観光客らが熱々の鍋を味わった。5日まで。
1日から開催中の「江差たば風の祭典」のメイン行事で、今年から会場が同ホールに変更。町内外の飲食店や農漁協などが出店した。開会式で同協会の小笠原隆会長は「2日間、おいしい鍋料理をたくさん食べ、寒い冬を乗り切ってほしい」と呼び掛けた。
鍋はクジラ汁やホタテ貝のけんちん汁といった海の幸のほか、もつ鍋、鳥団子鍋などバラエティーに富んでおり、特産品やサイドメニューも人気。開始前から大勢の人でにぎわい、来場客は鍋に舌鼓を打ちながら会話を弾ませていた。函館市の内田芽惟さん(26)は母親と訪れ、「どれもおいしいが、海鮮の鍋が特においしい。2人で全部の鍋を制覇します」と笑顔を見せていた。
5日は午前11時〜午後2時。味の人気を競う「N―1(ナベワン)グランプリ」や郷土芸能ステージ、抽選会などを開催。鍋は1杯250円で、4枚つづりの共通鍋券は1000円(抽選券付き)。
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。