シエスタ4月22日開業 テナント構成決まる
update 2017/1/25 08:49
SPC函館本町開発(若松町19、布村隆二社長)は24日、本町24に建設中の再開発ビル「シエスタ ハコダテ」を4月22日にオープンすると発表した。1〜3階は道内最大規模となる「無印良品」、地下1階は生鮮品やベーカリーなどバラエティ豊かな食品が並ぶ「フードマーケットホール」となる。旧グルメシティ五稜郭店が閉店して8年、同ビルを起爆剤とした本町・五稜郭地区の活性化に地域の関係者は期待を寄せている。
同ビルは地上19階、地下1階の鉄筋コンクリート造一部鉄骨造。敷地面積は2245平方メートルで、地上からの高さは72・3メートル。同社が2014年から建設工事を進めている。
良品計画(東京)が手掛ける無印良品の延べ床面積は約2700平方メートル。売り場には、同社直営の飲食店「Cafe&Meal MUJI(カフェ&ミール・ムジ)」を北海道・東北地区で初めて設置し、地元食材を使ったメニューなどを提供する。
道内初登場となるコミュニケーションスペース「Open MUJI(オープンムジ)」ではさまざまなイベントやワークショップを開く予定で、同社企画室は「地元の方々と新しいものを築きながら地域活性化に貢献したい」とする。
フードマーケットホールは、首都圏を中心に食料品店などを展開する「ディーン&デルーカジャパン」の指揮の下、函館を中心とした道内11の食品専門店が出店。生鮮品や乳製品、スイーツなど幅広く取り扱うほか、多くの店舗で設けるイートインスペースでは、すしやピザ、ワインなどがその場で味わえる。
4階は市が整備した函館コミュニティプラザ「Gスクエア」となり、音楽ライブや演劇に使えるイベントスペースなどを備える。このほか、5〜19階はマンション「プレミストタワー函館五稜郭」で、全73戸は完売となっている。
新しいランドマークの誕生に本町・五稜郭地区の関係者は期待を膨らませる。シエスタと並んで、本町地区のツインタワー≠フ役割を担う丸井今井函館店の鶴本理社長は「それぞれ扱うものは違うので相乗効果につながれば」と話す。五稜郭商店街振興組合の中里好之理事長は「開業を心待ちにしていた。テナントは多少イメージしていたものとは違ったが、人が集まって地域全体がにぎわうようになるのが一番だ」と力を込める。
布村社長は「人の魅力で愛される施設に育て、全国のモデルとなるようにしたい」と話している。
その他の新着ニュース
- 生産性向上や魚種転換支援 函館市、イカ不漁長期化で新制度創設へ...2018/1/1
- 今年の道南首長選 北斗は選挙戦か 七飯は2氏激突...2018/1/1
- ひと足早く初詣=@大晦日の亀田八幡宮...2017/12/31
- 戌年準備万端 犬もおしゃれ...2017/12/31
- 年末年始の買い出しで市場、スーパーにぎわう...2017/12/31
- 2018道南経済予測 日銀、財務事務所のトップに聞く...2017/12/31
- (ニュースファイル2017)道南10大ニュース・上...2017/12/30
- 年越し、正月準備追い込み もち、そば…...2017/12/30
- 帰省ラッシュ本格化 新幹線、空港は混雑...2017/12/30
- 歳の市 年の瀬のまちに縁起物並ぶ...2017/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。