食テーマに過去最多の49プログラム 発酵バーも 8月23〜31日はこだて国際科学祭

update 2025/7/11 20:10


 科学を楽しむイベント「はこだて国際科学祭2025」が、8月23〜31日に函館市地域交流まちづくりセンターをメインに道南全20会場で開かれる。「食」をテーマに、パネル展やトークショー、ワークショップ、実験教室、科学屋台など過去最多となる49プログラム(うち新規9プログラム)を展開。チーズやキムチなど、発酵に焦点を当てた大人のサイエンスバーも用意している。

 サイエンス・サポート函館(代表・美馬のゆり公立はこだて未来大教授)の主催。科学を楽しみながら科学と社会の関係について考えるきっかけをつくるため、2009年にスタート。今年で17回目を迎え、年替わりのテーマが食で「おいしいはお皿の外からやってくる」をテーマフレーズに据えた。本イベントのほか、子どもたちの夏休みに合わせたプレイベント(19日〜8月17日)、ポストイベント(9月4〜28日)も開催する。

 企画展は23〜31日、食にまつわるパネル20枚をまちセンに展示。大人のサイエンスバーは31日、まちセンで定員25人(料金500円)。ビールとマッコリを飲みながらチーズとキムチの話を聞く。

 また、8月10日には連携イベントとして日本学術会議公開シンポジウム「AI時代に対話の意味を考える〜熟議がつむぐ知と社会」が、市亀田交流プラザで開かれる。研究者と対話ができ、高校生でも参加可。子どもが料理長と一緒に給食を作るイベント「うみをまもる給食〜子どもとつくる、地域とつながる」(31日、鹿部町公民館)、防災について学ぶ「きこない防災教育フェス2025」(31日、木古内町中央公民館など)も。

 美馬代表は「科学を身近に感じてもらうきっかけにしたい」と参加を呼び掛ける。詳細は公式ウェブサイトで。

提供 - 函館新聞社

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