7月12日開業 旧ロシア領事館を改修したホテル お披露目会も
update 2025/4/11 20:23
自動車用品卸売業のソヴリン(名古屋市、村瀬啓方社長)は11日、ホテル開業のため改修工事を進めていた函館市船見町の旧ロシア領事館について、今年7月12日に「HOTEL白林(びゃくりん)HAKODATE」をオープンすると発表した。全6室のオールスイートのスモール・ラグジュアリーホテルで、開業に先駆け5月3日からレストラン&バーを先行オープンする。
同社は2021年3月、旧ロシア領事館を市から購入。100年以上の歴史のある建造物を新たな宿泊施設として活用するため、23年3月、工事に着工。文化的価値を残しながら耐震補強などを行い、美しい面影が残る領事館棟と、新増築したウェルネス棟の2棟で構成する。
建築設計は、両棟とも高級施設「江差旅庭 群来」「望楼NOGUCHI登別」などを手掛けた建築家中山真琴氏(中山真琴アーキテクツ代表)で、函館とゆかりある作家谷村志穂氏がプロデュース。食事はフランスや日本の外資系ホテルで研さんを積んだ因藤徳郁総料理長が腕を振るい、道南産食材を使った繊細かつダイナミックな料理を提供する。
領事館棟はメインダイニング白夜、すし処船見、Bar Hakodadi、ギフトショップ、客室2室。ウェルネス棟はフロントやウェルネススペース、ジム、ライブラリー、客室4室がある。客室にはプライベートサウナのほか、水風呂、半屋外露天風呂の完備も。宿泊予定価格は1部屋朝夕食付きで2人31万9000円。
同社は4月24日午後2時〜同4時、市民や報道機関を対象に領事館棟完成を記念したお披露目会を開く。市民は予約不要。軽食や手土産もある(なくなり次第終了)。駐車場に限りがあるため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。
同社の長谷山裕一支配人は「市民の皆さまの大事な建物を活用し、ホテルが完成した。ぜひ多くの人に見てほしい」とPRしている。
問い合わせは同ホテル(0138・83・2273)へ。
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