アルゼンチンマツイカが急拡大 24年度水産市場
update 2025/4/4 07:25
函館市農林水産部は、市水産物地方卸売市場(豊川町)と青果物地方卸売市場(西桔梗町)の2024度の取扱実績をまとめた。水産市場の取扱量は前年度比5・7%減の8581トン、金額は同9%減の62億4380万円。スルメイカの代替となるアルゼンチンマツイカを含む「その他冷イカ」が、前年度の約11・5倍となる216トンに急拡大した。
水産市場での生鮮スルメイカの取扱量は、同26・3%増の401トンとなり、過去最低となった前年度(317トン)から盛り返した。1キロ平均単価は同5・7%減の1268円で、金額は同19・1%増の5億814万円。
平成以降で最少水準だった秋サケは同61・7%減の88トン。イワシ類が同61・4%減、サバが同69・8%減と前年度の豊漁から大幅減。一方、サンマは前年度の約6・5倍の31トンとなり、近年の海水温上昇で、捕れる魚の変動が大きくなっている。
青果市場の取扱量は同9・1%減の2万7748トン、金額は同0・9%増の92億2914万円だった。取扱量はホウレンソウが同9%増、サツマイモが同2・4%増、タマネギが同5・7%増となったが、キャベツが同16・3%減、ジャガイモが同7・9%減となり、価格が高騰した。キャベツの単価は同26・4%増、ジャガイモの単価は同33・1%増。果実もミカンやリンゴ、柿で軒並み前年度の数量を下回った。
卸売市場の取扱量は全国的に減少傾向。函館・道南でも人口減や少子高齢化が進んで需要の縮小は顕著で、卸売市場を含めた食品流通を取り巻く環境は一層厳しさを増している。
アルゼンチンマツイカは、南米アルゼンチン沖とフォークランド諸島周辺に分布し、体長25センチ前後。日本船籍の漁船が漁獲しており、同部は「アルゼンチンマツイカが水産市場に出荷されたのは珍しく、サイズや身の厚さはスルメイカ並みで、多くが函館で加工されたとみられる。25年度もぜひ函館に出荷してほしい」としている。
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