「勧進帳」の名演技に拍手 「初春巴港賑」公演盛況
update 2025/2/10 17:51
函館の新春名物で各界名士が出演する市民歌舞伎「初春巴港賑」(はつはるともえのにぎわい)第42回公演(NPO法人初春巴港賑主催、函館新聞社など後援)が9日、函館市民会館で開かれた。約1000人が来場し、歌舞伎十八番「勧進帳」など迫真の演技を楽しんだ。
今年度の北海道地域文化選奨と昨年の函館市文化賞の受賞記念公演で、昨年と同じ構成とした。開場から市消防音楽隊の演奏で来場者を迎え、今均実行委員長、大泉潤市長らの「口上」に続き、函館巴太鼓振興会が祝太鼓を演奏。「白浪五人男〜稲瀬川勢揃(そろ)いの場」で出演者に声援が送られた後、幕間にはRダンスカンパニーの「縄文ハーモニー」、遺愛女子高校吹奏楽局と函館悦山会の「YOSAKOIソーラン」が披露されたほか、来場者にチョコレートが配られた。
「勧進帳」では武蔵坊弁慶(黒滝達也さん)が酒に酔いながら舞う「延年の舞」、弁慶と富樫左衛門(今理事長)の山伏問答など迫真の演技に「待ってました」などの掛け声や拍手が沸き起こっていた。
余韻が残る舞台で市教委の藤井寿夫教育長の発声で三本締めを行い、幕を下ろした。
その他の新着ニュース
- 道南ドクヘリ、命つなぎ10年 記念式典で歩み振り返る...2025/2/21
- 遺愛高生徒、余剰食材で商品開発 フードフェスタに出品「もったいない」気持ち込め...2025/2/20
- 函館市、宿泊税導入で市議会に条例制定案提出へ 入湯税引き下げ条例改正も...2025/2/20
- 目指せ函館マラソン完走 ランニング教室の受講者募集...2025/2/19
- 湖上から絶景堪能 22日に「大沼氷上アイスラン」...2025/2/19
- 「ずんだもん」「チェイス」の雪像お目見え 木古内釜谷国道沿い...2025/2/17
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。