ふるさと納税過去最高額20・5億円 函館市

update 2025/1/10 21:14


 函館市は、今年度のふるさと納税の寄付総額が約20億5000万円(昨年12月末現在、速報値)となり、過去最高額を更新したと明らかにした。市ふるさと納税のポータルサイトに「アマゾン」を追加するなど、より多くの人の目に止まり、興味を持ってもらえるよう力を入れた成果。市は、年度内の残り月でさらに上積みを目指す。

 市によると、寄付額は昨年11月末現在で前年同期比13・6%増の約10億6000万円。最需要期の12月単月でみると、2023年度の約4億7000万円の2倍以上となる約10億円を記録したという。

 12月22日時点で、既に23年度決算の15億2000万円を上回り、過去最高額の約16億円に達し、20億円の大台が視野に入っていた。

 市のポータルサイト数は、年度当初の7件からアマゾンを含め15件に増加。アマゾンは物流網を生かした返礼品の配送の速さが特徴となっている。

 市は今年度から、ふるさと納税業務を民間事業者に包括委託したほか、返礼品も700品目から1200品目超に拡大。サイトやパンフレットを刷新するとともに、函館を舞台とした「劇場版名探偵コナン 100万ドルの五稜星」や、昨年デビュー30周年を迎えたGLAYとコラボレーションした返礼品を採用し、話題を呼んだ。

 市経済部は「年度途中なので、まだどの程度の寄付総額になるかは言及できないが、1月も勢いを保っており、事業者と連携し引き続き寄付額の上積みを図る」とする。市は今年度30億円を目標にしており、大泉潤市長は自主財源確保のため100億円達成を打ち出している。

提供 - 函館新聞社

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