池崎選手が市長表敬 一層の活躍誓う

update 2024/10/19 09:32


 パリ・パラリンピックの車いすラグビーで日本の金メダル獲得に貢献した函館出身の池崎大輔選手(46、三菱商事/BLITZ)が18日、函館市役所に大泉潤市長を表敬訪問した。市職員の歓迎を受けた池崎選手は「皆さまが応援してくれたからこそ金メダルを獲得できた」と話し、一層の活躍を誓った。

 市長から花束を受け取った池崎選手は、金メダルを披露。大泉市長が「初めて見た」と話すと、池崎選手も「私も初めてです」と応えた。懇談では、池崎選手が「次こそ金メダルを取ると有言実行できたことは自分としてもうれしく、報告ができほっとしている」と話し、大泉市長は「テレビ観戦でガッツポーズし、涙が出てきた。市民が喜ぶ活躍は地域の誇り」と励ました。

 池崎選手は「準決勝で負けていたら3位決定戦(対フランス)は相性の問題から勝てなかったかも」と裏話を披露。「函館で車いすバスケをプレーしていたことが今につながっている」と同席したハダーズ函館元町ライオンズWBCのメンバーに感謝した。また、「パラリンピック開催のある4年に1度だけの盛り上がりでなく、パラスポーツを身近なものにすることが金メダルを取ってからのスタート」と意欲を語った。

 19日に函館アリーナで開かれる「ウエルネススタジアム」に出演し、自身2度目の函館市栄誉賞の授与式が行われる。

提供 - 函館新聞社

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