函館対局は渡辺九段が制し1勝1敗に「王位戦」第2局
update 2024/7/19 08:09
将棋の「伊藤園お〜いお茶杯第65期王位戦七番勝負」(新聞三社連合主催)第2局は18日、函館市湯川町1の「湯元啄木亭」で対局を再開し、午後5時40分ごろ、97手で挑戦者の渡辺明九段(40)が藤井聡太王位(21)=竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖=に勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。
午前9時、前日に渡辺九段が封じた53手目「3四同角」が開封され、指し継がれた。次第に渡辺九段のペースになる中、午後0時半ごろ昼食休憩となり、藤井王位、渡辺九段ともラーメンを注文した。
午後からは渡辺九段の攻めに対し、藤井王位が受ける展開に。渡辺九段が優位な形を広げ、89手目に渡辺九段が駒音を響かせた一手から勝負を決めに入った。
終局後、大盤解説会に集まった約300人のファンに対し、渡辺九段は「1局目(6〜7日)と似たよう将棋でつかみどころが難しかった。きょうの昼ごろから攻めが効果的になり、1勝できた。3局目以降も頑張りたい」と決意を新たにした。藤井王位は「1日目の封じ手に入るころが難しく、うまくいかなかった。2日目は厳しくなったので、次は冷静に頑張りたい」と巻き返しを誓った。
第3局は30、31の両日、徳島市の「渭水苑」で行う。
その他の新着ニュース
- 12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」...2024/11/22
- 道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える...2024/11/22
- 赤潮モニタリングに定期便航空機活用 世界初、北大とJALが連携...2024/11/20
- 住民避難「声掛け大切に」 森で駒ケ岳噴火訓練...2024/11/19
- 函館市がインクルージョン啓発イベント 池崎選手がアンバサダーに...2024/11/18
- 漁業就業体験 函館市が参加者再募集 参入のきっかけに...2024/11/15
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。