大沼でミズバショウが見ごろ
update 2024/4/23 07:56
【七飯】大沼国定公園内の湿地で、ミズバショウが見ごろを迎えた。東大沼多目的グラウンド(トルナーレ)近くでは、純白で高さが20センチほどの葉が群れとなり、本格的な春の訪れを感じさせている。
白く輝くのは、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる葉が変形したもので、この中に円柱状の花を咲かせる。近年は3月末に咲き始めるが、今年は3月上旬に降雪が多かった影響で、見ごろは平年並みとなった。咲き始めてから急激な冷え込みはなく、仏炎苞は濁らず、きれいな色となっている。
湖畔周遊道路や国道5号脇、JR函館線沿いなどで4月下旬ごろまで姿が見られる。
提供 - 函館新聞社
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