三橋美智也さんの遺品1000点、北斗市に里帰り 11月4日に公開

update 2018/10/21 07:07


 【北斗】市(旧上磯町峩朗)出身で、昭和のスター歌手、三橋美智也さん(1930〜96年)の1000点以上に及ぶ遺品が、三橋美智也音楽事務所(大阪市)から市に寄贈されることとなり、今月8日、愛用の津軽三味線や楽譜など段ボール47箱分が市に届いた。11月4日から市総合文化センターかなでーるで開催する23回忌展示会(市教委など主催、入場無料)で、寄贈された遺品を公開する。

 三橋さんのファンらでつくる「みちやふる里会」の特別顧問、山下勇吉さん(77)が3月、同事務所の二条弘子代表を訪問。貸し出しを申し入れた際、二條代表は「生まれ故郷に返してあげたい」と、市に寄贈の意思を示したという。

 寄贈品は、稽古着や三味線の稽古台、表彰状、ステージ用のちょうちんなどで、展示会に向け、市教委の学芸員が一点一点精査している。

 展示会の実行委員長を務める山下さんは「23回忌に三橋さんの魂ごと古里に迎えることができて素晴らしい。北斗市の宝」と話している。

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 みちやふる里会は、11月5日に札幌文化劇場(札幌市中央区)で開かれる「三橋美智也23回忌追悼メモリアルコンサート」を鑑賞するツアーの参加者を募集している。チケット、バス代など込みで1万800円(税込)。当日は午前10時北斗市を出発、午後4〜7時公演鑑賞、同11時半ごろ到着の予定。詳細は山下さん(090・7655・5211)へ。

提供 - 函館新聞社

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