今年もうまい酒に 「函館奉行」酒米を稲刈り
update 2018/10/21 07:06
函館の地酒「函館奉行」の原料となる酒米「吟風(ぎんぷう)」の稲刈りと新酒醸造祈願祭が20日、市内米原町であった。黄金色に染まった水田に生産者ら約10人が集まり、銘酒誕生を祈願しながら作業に精を出した。
函館の一般財団法人北海道食品開発流通地興(谷沢広代表理事)による地酒づくりは6年目。今年は1万6000平方メートルに作付けしたが、田植えした6月からの1カ月間で低温と日照不足に見舞われ、収穫量は昨年を1トン下回る4トン程度にとどまる見込み。
この日は、谷沢代表や地元生産者の橋田孝一さん、川村真一市農林水産部長らが参加。神事に続いて、ぬかるんだ田に入り、鎌を使って丁寧に稲を刈り取った。
収穫した吟風は、小西酒造(兵庫県伊丹市)が醸造し、純米吟醸酒として仕上げる。谷沢代表は「技術のノウハウを共有して若手にコメ作りを引き継ぎ、農家の収益性を高めたい」とした上で、今後の展望に関し「市民や観光客に愛される酒を目指し、大切に育てたい」と意欲を示していた。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- 変貌続ける函館港 開港160年、さらなる発展へ...2019/1/1
- 今年も新春の空に故梅谷さんの凧...2019/1/1
- 「新年も平穏に」 お札やお守り準備 亀田八幡宮...2019/1/1
- 年越し準備で市場、スーパーにぎわう...2018/12/31
- 棒二最後の新春飾る生け花 美原の齊藤さん...2018/12/31
- 丸井栄餅で鏡餅作り アルバイトら大忙し...2018/12/30
- 亀田小4年・佐々木さんが南北海道珠算競技大会で小学生V...2018/12/30
- 函館空港に金のシャチホコ登場...2018/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。