今季の客船シーズン締めくくり「ウエステルダム」初寄港
update 2018/10/14 07:25
ホーランド・アメリカ・ライン(米国、HAL)の豪華客船「ウエステルダム」(8万2862トン)が13日、函館港に初寄港した。函館に今年度入港するクルーズ船は、同船が最後。今シーズンは昨年より1隻少ない延べ27隻が海からにぎわいをもたらした。
同船の全長は285・24メートル。日本人約30人を含む1800人ほどが乗船し、カナダのバンクーバーを9月30日に出港。アラスカを経由し、国内最初の寄港地として函館に入港した。
港町埠頭(ふとう)接岸後に船内であったセレモニーで、函館市の片岡格副市長は「今回の寄港をうれしく、誇りに思う」と歓迎。ミスはこだての田中樹里さんらから記念品を受け取ったマーク・ローデン船長は「この船で相互交流が深まることを期待したい」とあいさつした。
HAL社の客船は、これまで「アムステルダム」「フォーレンダム」などが入港。関係者によると、来年は「マースダム」(5万5575トン)が初寄港を予定しているという。
今季は函館へ31隻の入港予定があったが、台風などの影響で「ダイヤモンド・プリンセス」など延べ4隻の寄港が取り止めとなった。
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