いさ鉄清川口駅、ながまれ号デザインに 外壁改修工事が終了

update 2018/9/23 06:25


 【北斗】北斗市役所裏手にある道南いさりび鉄道清川口駅(中央1)の改修工事がこのほど完了し、同鉄道の観光列車「ながまれ海峡号」と同じ外観に様変わりした。

 同駅は市が管理する無人駅。老朽化に伴い、6月8日から今月19日まで外壁と屋根の改修工事を行っていた。工事費は784万円。

 改修前は外壁に絵柄などはなく、「鉄道の利用促進につながれば」(企画課)との思いから、今回の改修に合わせて濃紺系の「トワイライト・ネイビーブルー」を基調としたながまれ号と同じ色に塗り直した。出入口を中心に、日没後の函館山のシルエットや漁火、街の明かり、星空をあしらっている。

 リニューアルに合わせて29日午前9時半から同駅で、記念イベント(同社主催)が開かれる。駅の歴史を紹介するパネル展示やグッズの販売などを行い、同駅で降車した乗客に来駅証明書を発行する。

 同駅は1956(昭和31)年、住民の要望を受け旧国鉄江差線の駅として開業。79年に改築して現駅舎となり、2016年に開業60周年を迎えるとともに、北海道新幹線開業に伴って誕生したいさりび鉄道の駅となった。周辺には市役所のほか、総合文化センターかなでーる、保健センターなどがある。

提供 - 函館新聞社

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