「認知症に理解を」たすきつなぎ訴え 函館でRUN伴

update 2018/7/24 06:48


 認知症患者や家族、支援者らが一本のたすきをつなぐリレーイベント「RUNTOMO2018(RUN伴(とも))」が22日、函館市神山3から多世代交流センターコンテ日吉間で開かれた。当事者や函館市役所職員、施設スタッフら約60人のランナーが共にゴールを目指し、認知症への理解をアピールした。

 RUN伴は、NPO法人認知症フレンドシップクラブ(東京)が啓発活動の一環で2011年に函館―札幌間約300キロを120人で走ったのが始まり。道南エリアは前日に、江差・熊石―松前間を実施しており、この日は小規模多機能ホームアニー(神山3)を正午に出発。大川町、本町、鈴蘭丘町など8カ所の中継スポットを経由し、ゴール手前の日吉町4のコンビニエンスストアからは、参加ランナーが集合して同じゴールを目指した。応援者からは「お疲れさま」のねぎらいの言葉や温かい拍手が送られた。

 道南エリアの細田政裕実行委員長は「誰もが住みよい町を目指し、今後も活動を続けたい」、5回目の参加となった函館日吉が丘小学校6年の坂野柊斗君は「おばあちゃんと手をつないで話しながら歩いた。みんなの役に立ちたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです