韓国・釜慶大学校と連携協定 海洋都市推進機構
update 2018/7/10 07:44
函館国際水産・海洋都市推進機構(石尾清広代表理事)は13日、韓国釜山市の国立釜慶(プギョン)大学校水産科学研究所(南澤正=ナムテクジョン=所長)と連携協定を結ぶ。同機構が海外の大学と協定を締結するのは初めて。研究者の交流やフォーラムの開催、共同研究などを目指す。
同機構の嵯峨直恆機構長と南所長は海藻研究を通じて知り合い、南所長が今年、市国際水産・海洋総合研究センターを訪れた際に、協定締結を提案。4月からは韓国人の申東煥(シンドンファン)さんが機構の連携研究員補佐に加わり、両者の間を取り持って準備を進めてきた。
函館国際水産・海洋都市構想では「国際的な水産・海洋に関する学術研究拠点都市を形成する」とうたっており、個々の研究者レベルでみると国際交流は進展しているが、組織としては交流になかなか結びついていなかった。
釜慶大学校は、韓国の水産・海洋研究をリードする名門で、独自の水産科学研究所を持ち、水産養殖と環境技術、水産加工技術と流通、水産・海洋政策など多岐にわたる研究活動を展開している。
当日は同センターで調印式を行い、石尾代表理事と南所長がサイン。記念講演として嵯峨機構長、南所長、北大北方生物圏フィールド科学センターの宮下和士教授がそれぞれの研究内容を紹介する。使用言語は日本語。
市企画部国際水産・海洋都市推進室は「釜慶大学校は海藻分野の研究が盛ん。函館も海藻研究に関し多くの知見を有しており、得意分野を生かして成果を生み出せれば」と期待を込める。
調印式(午後2時半)、講演会(同3時)とも一般市民も参加できる。事前申し込みが必要。申し込みは同機構(0138・21・4700)へ。
その他の新着ニュース
- 変貌続ける函館港 開港160年、さらなる発展へ...2019/1/1
- 今年も新春の空に故梅谷さんの凧...2019/1/1
- 「新年も平穏に」 お札やお守り準備 亀田八幡宮...2019/1/1
- 年越し準備で市場、スーパーにぎわう...2018/12/31
- 棒二最後の新春飾る生け花 美原の齊藤さん...2018/12/31
- 丸井栄餅で鏡餅作り アルバイトら大忙し...2018/12/30
- 亀田小4年・佐々木さんが南北海道珠算競技大会で小学生V...2018/12/30
- 函館空港に金のシャチホコ登場...2018/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。