函館市 古着回収ボックス利用好調

update 2018/6/9 07:48


 函館市が4月に開始した古着の無料回収ボックスの利用が好調だ。5月末までの2カ月間で24トンの衣類が集まり、年間の回収見込み量58トンに迫る勢いだ。市環境部環境推進課は「予想以上に多くの人に利用いただいている。燃やさずにリサイクルにつながりありがたい」としている。

 市は、2015年から環境部庁舎や市主催のイベントなどで臨時回収してきたが、4月から事業を本格化させ、市内11施設に古着の回収ボックスを設置。ごみの減量化や衣類の再資源化に取り組んでいる。市によると、市内で排出される「燃やせるごみ」のうち、古着など繊維類は10%で厨芥(ちゅうかい)類、紙類に次いで多く、回収した衣類は、東南アジアを中心にリユースしている。

 回収した衣類は、5月は一日平均350キロ。土・日曜、祝日を含むほぼ毎日、原則一日1回、回収しているが、すぐにボックスが満杯になるため、設置する施設から回収の要請があるなど、一日2、3回臨時回収する日もあるという。イオン湯川店では、ボックスに入りきらず、あふれた衣類を袋に入れて回収を待つこもあったという。予想外の回収量の多さに、状況に応じた臨時回収の回数など試行錯誤している。

 同課は「回収ボックスの容量に限りがあるので、量が多い場合は、数回に分けて持ち込みいただくようお願いしたい」としている。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです