グレート小鹿さん、母校・銭亀沢中で植樹

update 2018/4/6 07:01


 函館出身の現役最年長プロレスラーで大日本プロレスのグレート小鹿会長(75)が5日、函館銭亀沢中学校(松岡利夫校長)を訪れた。60年ぶりの母校訪問で、エゾヤマザクラの苗木15本を同校PTAに寄贈。2、3年生29人と校庭に植樹し、木々と後輩の成長を願った。

 同校は旧銭亀沢村時代の1954年に開校し、小鹿さんは55年に入学、4回生として卒業した。中学時代を振り返り「教室から海が見え、なぎの日には(授業を抜け出し)魚を釣りに行った。お袋が喜んでくれるのが楽しくてね」と懐かしむ。

 2015年にはNPO法人「資源を増やす木を植えましょう」(本部・札幌)を設立し、豊かな海を育む森づくりに取り組むほか、昨年、はこだて観光大使に就任したこともあり、母校への寄贈が実現した。

 植樹では、松岡校長と藤田学PTA会長があいさつ。28日が誕生日の小鹿さんは、今年の目標を年間20試合出場としていることに触れ「体はがたがたで痛みもあるが残りは15試合。決めたことはしっかりとやる。将来やりたいことはあるだろうが、やろうと決めたことは最後まで頑張ってください」と激励した。

 植樹を終え、生徒代表で3年の原子由紀永君(14)が「しっかりと育て、函館に緑を増やすことに貢献したい」と約束。生徒らの求めに対し、サインにも気さくに応じていた。

     ◇

 大日本プロレス函館大会は8日午後2時から、函館総合卸センター流通ホール(西桔梗町589)で開催。第1試合は3月26日にデビューした同校出身の石川勇希選手(22)が出場する。小鹿さんは「凱旋試合は緊張するもの。体が小さいのでしっかり練習するように言っている」とし、「プロレスの面白さが分かる大会になる」と来場を呼び掛ける。チケットは市内松柏堂プレイガイドなどで発売中。問い合わせは大日本プロレス(090・1525・6010)へ。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです