全道給食コンクール 北斗の味が最優秀賞
update 2018/2/28 07:15
【北斗】道教委と道学校給食会がこのほど行った2017年度北海道学校給食調理コンクールで、北斗市の第1学校給食共同調理場(高田剛所長)の献立が最優秀賞に選ばれた。市の代表的な特産品のホッキをはじめ、海産物や野菜をバランスよく使った和食の献立を出品し、高評価を得た。渡島管内からの最優秀賞は14年度の函館亀田中学校、昨年度の七飯町学校給食センターに続く3組目。
「地場産物を活用したわが校自慢の学校給食メニュー」と題して昨年10月に募集し、道内9団体が応募。書類審査を通過した同調理場など4団体が1月12日の最終審査(札幌)に臨んだ。それぞれが1時間半の制限時間で10食分を調理。審査員が味や調理状況、食育指導の内容などを総合的に審査した。
同調理場は久根別小学校の小島彰恵栄養教諭(25)と調理員2人のチームでコンクール初挑戦。ホッキとジャガイモを使って新たに考案したおかず「ほっきのじゃが煮」に、「昆布の油炒め」とサケやネギ、豆腐など具だくさんの「鮭汁」、道南産ブランド米「ふっくりんこ」で炊いたご飯と、すでにメニュー化されている3品と合わせて4品の献立を調理した。
「北斗は海、山両方の食材に恵まれており、地場産物の良さが伝わるよう献立を考えた」と小島教諭。特に「ほっきの―」は具材をだし汁で煮た和風の味付けでホッキのうま味を引き出した一品で、プレゼンテーションでは、ホッキ漁の伝統的な突き漁で使う漁具(ヤス)を持参し、食育指導の内容を説明した。
高田所長は「地場の食材を学校給食で積極的に使っており、取り組みが評価されたと受け止める」とし、小島教諭も「今回良い経験をさせてもらい、食育指導の励みになる。保護者や地域の人も給食について知り、子どもと一緒に話す機会が増えるとうれしい」と話している。
その他の新着ニュース
- 変貌続ける函館港 開港160年、さらなる発展へ...2019/1/1
- 今年も新春の空に故梅谷さんの凧...2019/1/1
- 「新年も平穏に」 お札やお守り準備 亀田八幡宮...2019/1/1
- 年越し準備で市場、スーパーにぎわう...2018/12/31
- 棒二最後の新春飾る生け花 美原の齊藤さん...2018/12/31
- 丸井栄餅で鏡餅作り アルバイトら大忙し...2018/12/30
- 亀田小4年・佐々木さんが南北海道珠算競技大会で小学生V...2018/12/30
- 函館空港に金のシャチホコ登場...2018/12/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。