猫との共生アパート展開 函館の潮産業

update 2018/2/22 07:09


 【札幌】住宅施工、販売の潮産業(函館市西桔梗町、外崎浩之社長)は、猫共生型賃貸住宅「ネコフィーノ」の展開に力を入れている。17、18の両日には札幌市内で初めて手掛けた「ネコフィーノ グラシア」(西区発寒9の13)の内覧会を開き、マンションオーナーにアピールした。

 同社は札幌近郊で800棟以上の賃貸アパート・マンションを施工。猫を飼育している人や飼育を希望する人が増えている一方、猫の飼育可能な物件が少ないことに着目して企画した。同社のデザイン賃貸アパート「ノルフィーノプラス」シリーズを猫の特性を生かした設計にし、猫好きな人の長期入居を促すことで物件の安定経営を図る狙い。道内では昨年2月、後志管内余市町で初めて施工し、札幌が2棟目。

 木造3階建てで、部屋は1LDK。猫がリビングを一周できるよう天井に装着した空中キャットウォークや、猫の運動不足解消を目的としたキャットステップを壁付けするなど、猫に関する設備を室内に充実させた。昨年11月に入居者を募集した家賃月額5万4000円〜5万6000円の総戸数6戸はすでに埋まっている。

 同社札幌支店企画営業部ノルフィーノ事業部の城ケ崎淳部長は「ペットの飼育頭数では犬より猫が上回り、今後も猫ブームが続くと思う。需要があれば全道に広めていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです