ひづめみか〜る母校に帰る「遺愛は私の自慢の学校」

update 2018/2/9 08:23


 雑貨ブランド「SWIMMER(スイマー)」の元デザイナー、ひづめみか〜るさんが8日、出身校の遺愛女子高校を訪れた。みか〜るさんは函館でのイベントのために描き下ろしたイラストを「在校生に見てもらいたい」と福島基輝校長に手渡した。

 みか〜るさんは今年1月末でブランド終了となったスイマーで22年間デザイナーを務め、昨年から北斗市の自宅を拠点にフリーランスでの活動を始めた。イラストのほか、スイマー時代の活動をまとめ、同校出身のYUKIさんもメッセージを寄せたムック本「ひづめみか〜るの福音コレクション」を持参した。

 福島校長は聖書で「喜びの訪れ」を意味する「福音」という言葉に注目。みか〜るさんは「ブランド終了発表後、ファンが落ち込む声を聞いた。スイマーは終了するけれど、私は頑張るよという良い知らせをしたかった」と話した。

 福島校長は「生徒たちにも親しみやすく、大先輩がいろいろな分野で活躍しているしている姿はうれしいこと」とし、制服を着たキャラクターや校舎など遺愛関連のイラストを熱望。みか〜るさんも「自慢の学校なのでもっと自慢したい」とし、在校生と関わりを持つことや、2019年に迎える遺愛学院創基145周年に向けた協力にも前向きだった。

 みか〜るさんは「思っていた以上に喜んでもらえてうれしかった。遺愛を卒業したことは私のアイデンティティー。これからもそうありたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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